新着情報
2024年
2024年12月24日
無形文化遺産保護条約第19回政府間委員会におけるIRCIの広報活動(アスンシオン、12月2日~7日)
2024年12月2日から7日にかけて、パラグアイ共和国のアスンシオンで開催された無形文化遺産保護条約の第19回政府間委員会(19.COM)に参加しました。 広報用にテーブルスペースを設け、最新のIRCI出版物や概要冊子、リーフレットなどの広報資料を展示し、IRCIとその研究活動の認知度向上を図りました。また、事業成果を広く発信するため、最新の2冊の事業報告書「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」および「新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関する事例研究」の要点を…
2024年12月23日
〔参加者募集(会場およびオンライン)〕アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」(2025年2月13日~15日、於:国立民族学博物館)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、このたび、国立民族学博物館および文化庁の協力を得て、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、2025年2月13日(木)から15日(土)に、同研究事業として初めての国際会議「New Frontiers of Research for Safeguarding Intangible Cultural Heritage(無形文化遺産保護研究の新領域)」を開催いたします。アジア太平洋地域内外における20名以上…
2024年12月20日
堺市の無形文化遺産理解セミナーでIRCI研究スタッフが講師を務めました(2024年12月1日)
2024年12月1日、堺市博物館ホールにて、第45回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「フィリピン民俗舞踊にふれあおう」(主催:堺市、IRCI)が開催され、IRCIアソシエイトフェローの並木香奈美が講師を務めました。これは、堺市が定期的に行っている市民向けの無形文化遺産理解促進のための活動のひとつで、IRCIはこうした活動への協力を継続して行っており、今回は、前半にフィリピン民族舞踊に関するセミナー、後半に民族舞踊を実際に体験するワークショップを行いました。 まずセミナーでは、「シンキル(…
2024年12月6日
第13回IRCI運営理事会を開催しました
2024年11月14日、第13回IRCI運営理事会をオンラインで開催しました。運営理事会には、理事9名に加え、河野俊行シニアフェロー、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP、CRIHAP)等が参加しました。 理事会では、2023年度事業及び2024年度事業の進捗について報告を行うとともに、2025年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。 円滑に審議が行われ、理事及び陪席の皆様からは建設的な意見が寄せられました。
2024年12月4日
「若手研究者育成のための出版プログラム」第2回オンライン・ワークショップを開催しました(2024年10月29日)
「若手研究者育成のための出版プログラム」の第2回オンライン・ワークショップを10月29日に開催しました。「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、10月1日開催のキックオフ・ワークショップで始まった本プログラムは、英語での研究成果発表を支援することで、国際的水準で無形文化遺産保護のための研究に取り組む若手研究者を育成することを目的としています。 第2回目となるオンライン・ワークショップは、プログラム参加者として選ばれた7名の若手研究者を対象に、個別の指導…
2024年12月2日
IRCIポリシーブリーフ第1号(英語)を発行しました(2024年11月)
2024年11月に、IRCIポリシーブリーフ第1号(英語)を発行しました。 2024年に出版した無形文化遺産保護と災害に関する調査研究事業等2つの報告書と事業概要を分かりやすく紹介しています。 下記からダウンロードして御覧ください。
2024年11月21日
国際シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産-アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」および関連イベントを京都で開催しました(2024年10月10日~12日)
「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産(2022~2024年度)」事業における最終シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産―アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」を、2024年10月11日(金)に京都で開催しました。 シンポジウムは、2件の基調講演と4件の事例報告で構成されました。基調講演では、アナニャ・バタチャリャ氏(コンタクトベース)はインドの世界文化遺産サンティニケタンにおける無形文化遺産の実践と遺産観光に焦点を当て…
2024年11月11日
モンゴルIISNC職員がIRCIを訪問(2024年10月)
2024年10月15日、モンゴルのユネスコカテゴリー2センターである国際遊牧文明研究所(IISNC、International Institute for the Study of Nomadic Civilizations)のアヌデイ・エルデネバット学術担当副事務局長がIRCIを来訪しました。双方の組織による最近の研究活動のほか、カテゴリー2センターとしての役割やミッションなどを含めた情報交換を行いました。IRCIでは、ちょうどモンゴルや遊牧文化に関わる研究情報の収集を行っており、今後の連携の…
2024年10月31日
<参加者募集>第45回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「フィリピン民族舞踊にふれあおう」参加者募集
IRCI事務所が所在する堺市博物館では、一般の方が無形文化遺産に対する理解を深められるよう、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。12月1日開催予定の第45回セミナー・ワークショップでは、IRCIアソシエイトフェローが講師となり、フィリピン民族舞踊について紹介します。 「フィリピン人は踊る人々」と呼ばれるほど、フィリピンにはユニークで多彩な大衆舞踊が各地に存在し、祭りや劇場、学校、そして祝いの席など、人々が集まる場所で踊られています。これらの踊りには、地域社会や民族の…
2024年10月29日
IRCIリーフレットの刷新
「IRCIリーフレット」を刷新しました(日本語版・英語版)。 IRCIが実施する、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する調査研究事業などについて、わかりやすく紹介しています。 下記からダウンロードして御覧いただけます。
2024年10月23日
「若手研究者育成のための出版プログラム」キックオフ・ワークショップを開催しました(2024年10月1日)
IRCIは、2022年度から開始した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、無形文化遺産研究の課題や最新動向に関する研究セミナーを継続的に実施しています。今年度の研究フォーラム事業では、国際的な水準で無形文化遺産保護のための研究に取り組む研究者を育成し、英語での研究成果発表を支援するため、「若手研究者育成のための出版プログラム」を新たに立ち上げました。本プログラムのキックオフイベントとして、2024年10月1日にオンライン・ワークショップを開催しました…
2024年9月10日
【10月10日まで申し込みを受け付けます】国際シンポジウム「無形文化遺産と持続可能なまちづくり—アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」(2024年10月11日)開催のお知らせ
**10月7日現在、まだ定員に余裕がございますので、参加を希望される方は申込フォームよりお申し込みください(10月10日まで)。シンポジウム当日(10月11日)、席に余裕があれば受け付け致しますが、なるべく事前にお申し込みいただくようお願いいたします。 「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究—持続可能なまちづくりと無形文化遺産(2022—2024年度)」事業では、2024年10月11日に、事業の成果を発信するため、国際シンポジウム「無形文化遺産と持続可能なまちづくり—アジア太平洋…
2024年9月5日
「IRCI概要2024-2025」が完成しました
2024-2025年版「IRCI概要」(PDF版)が完成しました。IRCIの最新の調査研究事業およびこれまでの活動を多彩な写真とともに紹介しています。下記からダウンロードして御覧いただけます。
2024年8月15日
アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と持続可能な開発に関する事例の募集について
中国・北京にあるユネスコ・カテゴリー2センターのアジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(International Training Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region 〔CRIHAP〕)では、現在、アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と持続可能な開発に関心のある個人・団体による事例を募集しています。「持続可能な開発を促進する無形文化遺産」をテーマに、「無形文化遺産と教育」、「無形文化遺産と気…
2024年5月24日
「新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」事業報告書の公開(2024年4月)
「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」 事業の最終報告書、‘Case Studies on Intangible Cultural Heritage amid the COVID-19 Pandemic in the Asia-Pacific Region’(英語版のみ)をオンライン公開しました。 2019年12月から世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症は人々の生活様式に大きな影響を及ぼしました。感染防止策として人々の交流は制限され、地域の祭りを含む多くの無形文化遺…
2024年4月17日
パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」が読売新聞で紹介されました (2024年3月)
IRCIが堺市の協力のもと開催したパネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」が、2024年3月23日付け読売新聞夕刊で紹介されました。本パネル展は、IRCIの研究事業「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」の最終年度の活動として、成果を一般に向けて公開するため、2023年11月7日から堺市博物館で開催しました。多くの一般市民やIRCIの研究協力者などが来場し、2024年3月31日をもって成功裡に終了しました。 なお、本事業の最終報告書は2024年4月にオンラ…
2024年4月12日
カンボジア・シェムリアップでワークショップを開催しました(2024年3月18~19日)
IRCIの「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究:持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業では、カンボジアのアンコール地域、マレーシア・ジョージタウン、およびマーシャル諸島において、無形文化遺産を活用したまちづくり・地域づくりを通じてSDGsに貢献するための事例研究を行っています。2023年度、各地で実施した調査成果を報告し、議論する機会として、2024年3月18~19日に、調査地域の一つであるカンボジア・シェムリアップにおいてワークショップを開催しました。 今回のワークショップは、…
2024年4月8日
『「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業最終報告書 (2020-2023年度)』の公開について(2024年3月)
IRCIの研究事業「無形文化遺産と災害リスクマネジメントに関する調査研究」(2020-2023年度)の最終報告書(英語のみ)を公開しました。 報告書には、事業活動のまとめおよびインドネシア・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・モンゴルの研究者や組織と協力して実施した事例研究成果を収録しています。 以下の目次より、タイトルごとにダウンロードしてお読みいただけます。 ※末尾の画像をクリックすると全体のPDF版をダウンロードできます。 [目次] Preface (Daisuke Machida) …
2024年4月8日
マレーシア・ペナン州ジョージタウンで開催された国際シンポジウムに参加し、IRCIの取り組みについて発表を行いました (2024年3月1日~3月5日)
2024年3月1日から3月5日にかけてマレーシア・ペナン州ジョージタウンで開催された国際シンポジウム「We Are Site Managers」に参加し、ユネスコのカテゴリー2センターとしてのIRCIの取り組みについて発表を行いました。 本シンポジウムは、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)が主催し、世界37か国から総勢約160名が参加しました。シンポジウム全体を通して、主に世界遺産のマネジメントに携わる各国の専門家や実務者たちが、世界遺産の管理に必要な経験、問題解決、資源につ…
2024年3月22日
第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」の録画を公開しました
2024年1月22日に開催した第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」(講師:アン・ミン・チー氏(ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャー)の録画(言語:英語)を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。世界遺産都市の管理者としてGTWHIが行ってきた取り組みについての貴重な講演録画です。 なおセミナー内容の詳細は、こちらを参照ください。 下記公式チャンネルリンクから視聴できます。
2024年2月27日
スペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の録画を公開しました
2023年10月25日と11月1日に開催したスペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の各セッション録画を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。これら2セッションは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」オンラインセミナーシリーズ第4回と第5回にあたるもので、ユネスコ無形文化遺産保護条約締結20周年記念事業の一環として開催しました。 セッション1「無形文化遺産保護の進展:2003年条約を超えて」では、2003年条約枠組内…
2024年2月19日
【提出期限を2024年3月15日に延長】アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と気候変動対策に関する事例研究の募集について
ユネスコが募集するアジア太平洋地域における気候変動対策と無形文化遺産の役割やリスク、また、気候変動による危機からの無形文化遺産保護に関心のある個人・団体による事例研究の提出期限が延長されました。 提出期限:2024年3月15日 募集内容は資料を御確認ください。(言語:英語)
2024年2月16日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第6回)を開催しました(2024年1月22日)
2022年度から開始した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー」では、無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論しています。その第6回となるセミナーを2024年1月22日に開催しました。 本セミナーでは、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャーであるアン・ミン・チー氏が講師となり、「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」と題して、世界遺産都市の管理者としてのGTWHIの取り組みについて報告しました。報告のなかでは…
2024年1月26日
香港およびフィリピンの専門家がIRCIを訪問しました
2024年1月9日、海外の無形文化遺産専門家の来訪が2件ありました。 まず午前中、香港無形文化遺産事務所から黄暁彤氏が来所し、お互いの機関の活動について情報交換を行いました。黄氏からは、香港における無形文化遺産保護・活用に関する情報や、現在、組織併設の香港無形文化遺産センターで行われている無形文化遺産に関する展示などについて紹介いただき、今後のIRCI事業における連携の可能性についても高い関心を示していました。 また午後には、2020~2022年度にかけて「アジア太平洋地域における無形文化遺産保…
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