イベント

ワークショップでの研究発表の様子(写真提供 アプサラ機構)

2024年4月12日

カンボジア・シェムリアップでワークショップを開催しました(2024年3月18~19日)

IRCIの「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究:持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業では、カンボジアのアンコール地域、マレーシア・ジョージタウン、およびマーシャル諸島において、無形文化遺産を活用したまちづくり・地域づくりを通じてSDGsに貢献するための事例研究を行っています。2023年度、各地で実施した調査成果を報告し、議論する機会として、2024年3月18~19日に、調査地域の一つであるカンボジア・シェムリアップにおいてワークショップを開催しました。 今回のワークショップは、…

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2024年3月22日

第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」の録画を公開しました

2024年1月22日に開催した第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」(講師:アン・ミン・チー氏(ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャー)の録画(言語:英語)を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。世界遺産都市の管理者としてGTWHIが行ってきた取り組みについての貴重な講演録画です。 なおセミナー内容の詳細は、こちらを参照ください。 下記公式チャンネルリンクから視聴できます。

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2024年2月27日

スペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の録画を公開しました

2023年10月25日と11月1日に開催したスペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の各セッション録画を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。これら2セッションは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」オンラインセミナーシリーズ第4回と第5回にあたるもので、ユネスコ無形文化遺産保護条約締結20周年記念事業の一環として開催しました。 セッション1「無形文化遺産保護の進展:2003年条約を超えて」では、2003年条約枠組内…

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2024年2月16日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第6回)を開催しました(2024年1月22日)

2022年度から開始した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー」では、無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論しています。その第6回となるセミナーを2024年1月22日に開催しました。 本セミナーでは、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャーであるアン・ミン・チー氏が講師となり、「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」と題して、世界遺産都市の管理者としてのGTWHIの取り組みについて報告しました。報告のなかでは…

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2024年1月12日

【参加者募集】文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)主催「ユネスコウィーク2024」(1/19~21)

ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))より、標記イベントについて参加者募集の案内がありましたので、お知らせします。 詳細は、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)へお問い合わせください。 ———————————— ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))では、今年度も「ユネスコウィーク2024」を開催します。ユネスコとユネスコの活動についての知識を深めたいと考えるユースや、地域のユネスコ活動を主導する関係者の…

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2023年12月27日

オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」(2024年1月22日)開催のお知らせ

第6回となるアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーを、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャーであるアン・ミン・チー氏を講師に迎え、2024年1月22日に開催します。 マレーシア・ペナン島に位置するジョージタウンは、2008年にムラカ(マラッカ)とともに「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」としてユネスコ世界遺産に登録されました。本セミナーでは、多文化・歴史遺産都市ジョージタウンを維持・管理するGTWHIの取り組みや課題…

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2023年12月4日

<参加者募集>世界遺産条約制定50周年記念シンポジウム 世界文化遺産の50年:日本の貢献のこれまでとこれから  

文化遺産国際協力コンソーシアムより、2024年1月20日(土)に開催される標記イベントについて参加者募集の案内がありましたので、お知らせいたします。 ⽇時 :2024年1⽉20⽇(土) 13:00 〜17:30 (開場 12:30) 会場 :京都大学 国際科学イノベーション棟 5階シンポジウムホール (〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学正門より徒歩2分) 開催⽅法 :対⾯開催/オンライン配信(YouTube) 定員 :対面:250名(⼊場無料・事前申込制)オンライン:無制限(事前…

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2023年11月27日

<参加者募集>第41回無形文化遺産理解セミナー「コロナ禍のお祭りを考える―東京都台東区浅草・三社祭を事例として―」

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、一般の方が無形文化遺産に対する理解を深められるよう、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。来る第41回セミナーは、IRCIとの共同企画として、東京都台東区浅草の三社祭をはじめとして、コロナ禍における日本の祭りを取り上げ、祭りがどのように受け継がれていくか考えます。   日  時:  令和5年12月17日(日)午後1時30分~午後3時(午後1時 開場) 会  場:  堺市博物館ホー…

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2023年11月15日

スペシャル・セミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」を開催しました

IRCIが運営するアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラムは、ユネスコの無形文化遺産保護条約20周年記念の一環として、「2003年条約採択から20年:再考と展望」と題するスペシャル・オンラインセミナーを2023年10月25日と11月1日に開催しました。本セミナーは、ユネスコおよび無形文化遺産条約、世界遺産、未だにリスト記載の無形文化遺産のない条約締結国や未批准国、代表・緊急保護リストに記載された無形文化遺産を実践・継承するコミュニティなどの多角的な視点から、無形文化遺産保護…

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2023年11月2日

パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」開催のお知らせ (2023年11月7日~2024年3月31日)

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、堺市博物館協力のもと、パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」を開催します。本展示は、2021年度から実施してきた「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」事業の成果を一般向けに公開するもので、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、アジア太平洋地域の無形文化遺産がどのような影響を受けたのか、またコロナ禍でどのような取り組みが行われたのか紹介します。 皆様の御来場をお待ちしています。 会  場:堺市博物…

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2023年10月18日

国際シンポジウム基調講演「無形と有形の融合」をオンラインで公開しました

奈良文化財研究所の本中眞所長による基調講演「無形と有形の融合」の動画を、IRCIの公式YouTubeチャンネルで公開しました。 この基調講演は、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業の一環として2023年2月1日に開催した国際シンポジウムで行われました。 以下のURLからご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=nRBxetp-9lg

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2023年10月13日

スペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」(2023年10月25日・11月1日) 開催のお知らせ

無形文化遺産保護条約(2003年条約)採択20周年を記念して、「2003年条約採択から20年:再考と展望」と題するスペシャル・オンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、無形文化遺産の担い手や専門家、さまざまな関係者を招き、無形文化遺産の将来を展望しつつ、多様な視点や立場からアジア太平洋地域における無形文化遺産保護の進展と課題について検証します。 本セミナーは下記のとおり2回のセッションで構成します(使用言語:英語)。 関心のある方はどなたでも参加いただけますので、各セッションへの事前登録を…

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2023年3月29日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第2回、第3回)を開催しました(2023年3月17日 、23日)

昨年12月にスタートしたアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーシリーズの第2回(3月17日)、第3回(3月23日)を開催しました。 第2回セミナーでは、クリス・バラード氏(オーストラリア国立大学)が、気候変動への適応において伝統的知識のような無形文化遺産が果たす役割について報告し、コメンテーターの高倉浩樹氏(東北大学)との議論では、東日本大震災後の事例も踏まえ、自然災害等の課題全般に無形文化遺産がどう関わるかについても意見が交わされました。 第3回セミナーでは、200…

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2023年3月24日

持続的研究情報収集事業で小島嶼開発途上国を対象としたワーキングセッションを開催(2023年2月21日、オンライン)

「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業において、小島嶼開発途上国(SIDS)の協力機関を対象としたワーキングセッションを2023年2月21日にオンラインで開催しました。 IRCIでは2014年度より、無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、各国の研究機関やNGOと連携して無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、ウエブサイト上で公開しており(IRCI研究データベース)、今年度からは中央アジア及びSIDSを対象に事業を…

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2023年3月7日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第3回)開催のお知らせ(2023年3月23日)

昨年12月にスタートしたアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーシリーズは、アジア太平洋地域における無形文化遺産研究の課題や最新動向に関して議論を深めることを目的としています。3月23日開催の第3回セミナーでは、キルギス、フィリピン、ケニア各国における無形文化遺産保護の「グッドプラクティス」の関係者から報告を受け、継承をはじめとするさまざまな無形文化遺産の保護の方策について議論します。 第3回オンラインセミナー Learning from the Initiatives…

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2023年2月22日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第2回)開催のお知らせ(2023年3月17日)

「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」を通じて実施する最初の企画として、IRCIでは無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論するオンラインセミナーシリーズを昨年12月に立ち上げました。3月17日開催の第2回セミナーでは、クリス・バラード氏を講演者に迎え、気候変動にかかわる危機的状況における無形文化遺産について議論します。 第2回オンラインセミナー Intangible Cultural Heritage in a Climate of Emergency 開催日時…

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2023年2月22日

無形文化遺産のSDGsへの貢献事業:第1回国際シンポジウム開催(2023年2月)

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、2022年度より「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業を開始し、世界遺産を含む文化的/歴史的景観の保護や維持に関する事例に焦点をあて、SDG 11.4[1]の達成を視野に、持続可能なまちづくりに無形文化遺産が果たす役割について調査しています。本事業のキックオフイベントとして、2023年2月1日~2日の日程で、奈良にて第1回国際シンポジウムを開催しました。 1日目は奈良文化財研究所でのシン…

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2023年2月10日

<参加者募集>文部科学省、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)主催「ユネスコウィーク2023」(2023年2月13日、2月15日、2月17日)

ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))より、標記イベントについて参加者募集のご案内がありましたので、お知らせいたします。 詳細は、ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局へお問い合わせください。 ———————————— ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))では、これ…

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2023年1月11日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)の録画を公開しました

「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」のもと、12月13日に開催した第1回オンラインセミナーの録画を公開しました。IRCI所長の開会挨拶、岩崎まさみ氏(北海学園大学)の講義「Community involvement in ICH research」、シミオネ・セヴドレドレ氏(サウ・ヴァカ文化NGO、フィジー)のコメントをご覧いただけます。 下記リンクより、ぜひご覧ください。 YouTubeリンク: https://youtu.be/Hkvu3UsFqrU

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2022年12月23日

SDGs事業 第1回国際シンポジウム(2023年2月1日)開催のお知らせ  

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業の一環として、2023年2月1日(水)に第1回国際シンポジウムをウェビナーにて公開いたします。皆様のご参加をお待ちしております。 1.趣旨: 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)は、2015年に国連で採択された持続可能な開発のための17の目標と169のターゲットです。アジア太平洋無形文化遺産研…

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2022年12月23日

アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)を開催しました(2022年12月13日)

IRCIが今年度新たに立ち上げた「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」の初の企画として、第1回オンラインセミナーを12月13日に開催しました。 本セミナーでは、無形文化遺産の保護や研究において重要な課題であるコミュニティの参加をテーマに、岩崎まさみ氏(北海学園大学)が、アイヌの食生活調査を事例として発表しました。続いて、シミオネ・セヴドレドレ氏(サウ・ヴァカ文化NGO、フィジー)がコメンテーターとして、フィジーの先住民コミュニティにおける調査経験を振り返りながら、議論…

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2022年11月25日

2022年12月13日 アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)開催のお知らせ

「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」を通じて実施する最初の企画として、無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論するオンラインセミナーシリーズを立ち上げます。12月13日開催の第1回セミナーでは、岩崎まさみ氏を講師に迎え、無形文化遺産研究へのコミュニティの参画をテーマに議論します。   第1回オンラインセミナー Community Involvement in ICH Research   開催日時:2022年12月13日(火)、14:00~1…

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2022年8月29日

研究情報収集事業のワークショップを開催―中央アジア諸国等を対象(2022年8月10日、オンライン)

2022年8月10日、「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業において、中央アジアの協力機関を対象としたオンラインワークショップを開催しました。 IRCIは2014年度より、無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、各国の研究機関やNGOと連携して無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、Webサイト上で公開しています(IRCI研究データベース)。今年度からは、中央アジア及び小島嶼開発途上国を対象に、事業を実施しています…

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2022年7月22日

<参加者募集>第34回無形文化遺産理解セミナー「インドネシア ジャワ島の伝統芸能と人々の暮らし­—無形文化遺産の伝承を考える—」 

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、多くの方に無形文化遺産への理解を深めていただくために、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。 今回の無形文化遺産理解セミナーでは、インドネシア ジャワ島の事例を取りあげます。新型コロナウイルスによるパンデミックは、無形文化遺産にどのような影響をもたらしたのでしょうか。ジャワ島の人たちと無形文化遺産との関わり、また、それをどのように災害への備え、コロナ感染予防として生かしているかなど、映像や…

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2022年2月22日

【参加者募集中】第33回無形文化遺産理解セミナー「女性たちが編み出す財―サモアの無形文化遺産『ファイン・マットとその文化的価値』―」 

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、一般の方にむけ、無形文化遺産への理解を深めていただくために、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。 今回の無形文化遺産理解セミナーでは、南太平洋、サモアのファイン・マットを取り上げますので、下記のとおりご案内いたします。   ■日時:令和4年2月27日(日曜)午後2時~午後3時30分 ■会場:堺市博物館ホール ■主催:堺市   イベント詳細・お申込み方法につきましては、…

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2022年1月28日

「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業において地域ワークショップを開催しました(2022年1月21日、オンライン)

2022年1月21日、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業において、地域ワークショップを開催しました。 IRCIでは2014年から無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、IRCI 研究データベース上で公開しています。本データベースを効果的に更新していくため、アジアの研究機関と連携した新たな情報収集の仕組みをつくり、2019年より本事業を実施してきました。 この地域ワークショップは、2019年以降の情…

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2022年1月24日

無形文化遺産のSDGsへの貢献:専門家会合と国際シンポジウムを開催しました(2021年12月)

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、2年間の事業「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究–教育とまちづくり」*を総括するため、2021年12月21~22日の日程で専門家会合と公開シンポジウムをオンライン開催しました。初日の専門家会合では、連携協力機関の専門家や研究者らと2年間の事業のまとめとなる議論を行い、2日目の公開シンポジウムでは、事業成果を広く一般に公開しました。 専門家会合には、バングラデシュのDhaka Ahsania Mission (DAM)、インドネシア…

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2021年12月17日

無形文化遺産のSDGsへの貢献に関する国際会議:キルギス(2021年11月26日)

IRCIは、2021年11月26日(金)、タリム・フォーラム・パブリック・ファウンデーション(TFPF)と中央アジアアメリカン大学(AUCA)の協力のもと、キルギスのビシュケクにて、「教育を通じた無形文化遺産の保護」と題した国際会議をオンラインで開催しました。この会議は、無形文化遺産と、SDG 4(質の高い教育)、SDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割について考える「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究―教育とまちづくり」…

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2021年12月16日

無形文化遺産のSDGsへの貢献に関するワークショップ:バングラデシュ(2021年11月)

IRCIは11月9日(火)、ダッカ・アサニア・ミッション(DAM)の協力のもと、バングラデシュで「シレット地域のダメイルに関するワークショップ」をオンラインで開催しました。このワークショップは、無形文化遺産とSDG 4(質の高い教育)、SDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割について考える「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究―教育とまちづくり」事業*1の一環として開催されました。ワークショップには、シレット地域や国レベルの…

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2021年12月16日

無形文化遺産のSDGsへの貢献に関するワークショップ:インドネシア(2021年11月)

IRCIは2021年11月4日(木)、インドネシアのクラテンにて、デウィ・フォルトゥナ・コミュニティ・ラーニング・センター(DFCLC)の協力のもと、「クラテンにおける質の高い教育と持続可能なコミュニティ開発に向けたケトプラックの役割」と題したワークショップを開催しました。IRCIはオンラインでこのワークショップに参加しました。このワークショップは、無形文化遺産、SDG 4(質の高い教育)とSDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割につい…

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2021年11月30日

12月22日 SDGs事業 公開シンポジウム開催のお知らせ(2021年)

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究:教育とまちづくり」事業の一環として、12月22日(水)に「無形文化遺産の貢献~より良い学びと持続可能なまちづくりに向けて~」と題し、公開シンポジウムをオンラインにて開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。   1. 趣旨 アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、2018年度からSDGsに関連した事業を実施してきました。文部科学省「ユネスコ未来共創プラットフォ…

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2021年10月6日

IRCI研究者フォーラムの発表要旨を公開しました

10月29日に開催予定の、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」の各発表の要旨(英語)を公開しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 開催案内・参加申込をはじめ、本研究者フォーラムについてはこちらをご覧ください。

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2021年9月10日

10月29日 IRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」開催のお知らせ

独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年設立10周年を迎えるにあたり、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」を下記のとおり開催いたします。 1.趣旨  無形文化遺産の保護と継承に関する課題は、持続可能な社会の重要性が叫ばれる今日、広く関心を集めています。ユネスコの無形文化遺産保護条約においては、これらの課題における研究の重要性が示唆されており、IRCIはユネスコ…

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2021年2月22日

持続的研究情報収集事業 第3回会合を開催(2021年2月)

IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業の第3回ワーキンググループ会合を、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、バングラデシュ、インドから10名の専門家を招き、2021年2月9日オンラインにて開催しました。 今回開催された会合では、各国のプレゼンテーションとともに、これまで収集したデータの分析、データ収集を実施する上での課題の共有、今後の活動などについて話し合いました。

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2021年2月16日

SDGs 国際シンポジウム オンラインにて開催(2021年1月)

IRCIは、本年度から一般社団法人SDGsプラットフォームの委託を受けて推進している「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において、ユネスコ、日本、バングラデシュ、インドネシア、キルギスタン、ベトナム、フィリピンから専門家を招いて、国際シンポジウムを2021年1月28日と29日にオンラインにて開催しました。 本プロジェクトは、2020年度から2年間の予定で実施しているもので、ICHがSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」及び目標11「住み続けられるまちづくりを」に果たす役割に関して…

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2020年2月12日

研究情報の持続的収集事業 第2回会合を開催(2020年2月)

IRCIは、「研究機関との組織的連携による研究情報の持続的収集」事業の2019年度第2回ワーキンググループ会合を2020年2月4日と5日の2日間にわたって、東京国立博物館にて開催しました。 今回開催された会合には、カウターパートである大学等から6名の研究者を参加者として迎えました。会合では収集を実施した上で認識した課題やその改善策について具体的かつ専門的な見地から活発な議論が行われました。

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2019年12月23日

SDGs 国際ワークショップ開催(2019年11月)

IRCIは、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において国際ワークショップを2019年11月28日と29日に東京国立博物館にて開催しました。 本プロジェクトは2018年度から2019年度の2年間にわたり、ICHを教育に活かす試みとして、IRCIが企画し実施しています。昨年は、ベトナムのフォーマル教育及びフィリピンのノンフォーマル教育を対象に、ICHを教育に組み込むための教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。本年は、そのガイドラインを実際の教育の現場で使用し、現地でモニタリング…

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2019年11月6日

SDGs ベトナム・ハノイの学校視察とワークショップ(2019年10月)

IRCIでは、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において、ICHを教育に生かす試みの一つとして、2018年度、ベトナムの中学校向けの教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。 今回、このガイドラインがどう実際の教育現場で生かされているのかを検証するため、10月24日~25日にベトナムを訪問し、ハノイの民族学博物館(VME)と教育科学研究所(VNIES)の協力のもと、学校視察とワークショップを行いました。 1日目は、ハノイにある中学校2校を訪問し、ICH(綱引きの遊びと儀礼、ホア…

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2019年10月30日

SDGsワークショップ フィリピンにて開催(2019年10月)

10月7日~8日、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業のフィージビリティ・ワークショップを、マニラのフィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)にて開催しました。 IRCIでは、ICHを教育に生かす試みとして、2018年度にノンフォーマル教育施設(School of Living Traditions: SLT)向けの教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。今回のワークショップでは、このガイドラインに基づきICHである儀礼“ブクログ”について実際のレッスンを行ってきたミンダナオ島の…

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2019年10月16日

12月17-18日 国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望―持続可能な社会にむけて」開催のお知らせ

独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年12月17-18日に東京都台東区の東京文化財研究所において、文化庁及び東京文化財研究所との共催により、国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望―持続可能な社会にむけて」を下記のとおり開催いたします。聴講は無料で先着順に100名を募集いたします。募集につきましては、こちらをご覧ください。 1  趣旨 2015年の「持続可能な開発目標」の策定に代表されるように、「持続可能な社会」の実現に向けた様々な取り組みに対し…

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2019年7月8日

情報の持続的収集事業第1回会合を開催(2019年6月)

IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究」の一環として、研究機関との組織的連携による研究情報の持続的収集事業2019年度第一回ワーキンググループ会合を2019年6月26日と27日の2日にわたって、東京国立博物館黒田記念館にて開催しました。 会議には、6か国7名の大学・研究所の専門家が参加し、各国、各機関での無形文化遺産に関する情報収集の現状について情報共有したのち、今後の無形文化遺産関連の研究情報収集のメカニズムに関して活発な議論が交わされ、その具体的方針について意…

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2019年2月12日

無形文化遺産を教育に活かす-国際シンポジウムを開催(2019年1月)

IRCIは、国際シンポジウム「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する複合領域的研究 – 教育を題材として」を2019年1月21日と22日の2日間にわたって、奈良教育大学で同大学の後援を得て開催しました。 当シンポジウムには、フィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)、ベトナム民族学博物館(VME)、ベトナム教育科学研究所(VNIES)、ユネスコバンコク事務所、文部科学省、東京文化財研究所、東京都市大学から専門家や関係者らが参加し、無形文化遺産をフォーマル及びノンフォーマルの教育に活かすための…

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2019年2月8日

フィリピン人間国宝のヴィルヒリオ・アルマリオ氏が、京都大学東南アジア地域研究研究所にて講演を行いました

IRCIと京都大学東南アジア地域研究研究所(CSEAS)の共催により、2019年1月31日(木)に京都大学東南アジア地域研究研究所 (稲盛財団記念館)にて、フィリピン人間国宝のヴィルヒリオ・アルマリオ氏による講演 「国民の記憶の再構築による国家の再建」 を実施しました。講演後には参加者との活発な質疑応答が行われました。 また、来日中には文化庁・東京文化財研究所・東京国立博物館・京都国立博物館を訪問し、文化庁次長や各施設長との面談や博物館内の視察を行いました。  

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2019年1月17日

2019年1月31日 フィリピン国家文化芸術委員会会長による講演 ‘Reconstructing the National Memory towards Nation-Building’ 開催のお知らせ

IRCIと 京都大学東南アジア地域研究研究所 (CSEAS) は、2019年1月31日(木)に、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室にて、フィリピン国家文化芸術委員会会長のヴィルヒリオ・セナドリン・アルマリオ氏による講演 ‘Reconstructing the National Memory towards Nation-Building’ を開催します。 詳細は下記のチラシをご参照ください。  

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2018年12月21日

アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ を仙台にて開催(2018年12月7日~9日)

IRCIは、2018年12月7日(金)~9日(日)の3日間、仙台国際センター及び宮城県女川町にて、東京文化財研究所との共催、東北大学東北アジア研究センターの協力により、アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップを開催しました。 ワークショップではミャンマー、ベトナム、フィリピン、ネパール、フィジー、バヌアツ、バングラデシュ、インドネシア、日本などアジア太平洋各国からの17名の参加者が事例や無形文化遺産保護の課題について報告を行ったのに加え、ラテンアメリカのカテゴリー2センター…

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2018年10月29日

2018年12月7日~9日 アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ 開催のお知らせ

IRCIは、2018年12月7日(金)~12月9日(日)の3日間、仙台国際センター及び宮城県女川町にて、東京文化財研究所との共催、東北大学東北アジア研究センターの協力により、アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップを下記のとおり開催いたします。   1 趣旨 近年、国内的にも国際的にも文化遺産防災への関心が高まっています。しかし国際的な関心の多くは有形の文化遺産に集中しており、無形文化遺産への影響についてはあまり議論が進んでいません。IRCIでは2016‐2017…

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2017年8月2日

7カ国24名の無形文化遺産専門家が保護の現状を議論(2017年7月)

IRCIは、成城大学グローカル研究センター及び文化庁との共催により、国際シンポジウム『無形文化遺産をグローカルに見るー地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用ー』を、2017年7月7日(金)~9日(日)にわたって東京で開催しました。 シンポジウムは、松浦ユネスコ前事務局長による基調講演で始まりました。その後5つのセッションを設け、無形文化遺産がこれまでどのように保護されてきたかを行政レベル、継承者レベルで交互に議論、分析しました。同時に、地域社会・研究者・国家・ユネスコが保護の過程でどのような…

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2016年11月30日

2016年度IRCI国際専門家会合の開催(2016年11月)

2016年度IRCI国際専門家会合が、2016年11月18日から19日にかけて、サンスクエア堺にて開催されました。本会合には、アジア太平洋地域の14カ国から無形文化遺産(ICH)の専門家が招かれ、ユネスコ北京事務所や文化庁からの陪席を含め、計25名が出席しました。 1日目には「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題」として、ニュージーランド、パラオ、ネパール、スリランカ、日本、モンゴル、バヌアツ、ミャンマー、カンボジア、マレーシア、そしてイランといった11カ国のICH保護…

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2016年1月26日

マッピング事業国際専門家会合をビシュケク(キルギス共和国)で開催しました(2015年12月)

IRCIは、2015年12月8日から9日まで、キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて、「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の国際専門家会合を開催しました。この会合には、オブザーバーも含め、アジア太平洋地域の11か国から17名が参加しました。 この事業は、IRCIがその研究事業の中核として2013年度から実施しているものです。IRCIは、この会合に先駆けて、アジア太平洋地域の17か国を対象に各国の研究者や研究機関と連携し、無形文化遺産の保護に関する調査研究についての文献調査と現状把握…

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2015年3月25日

「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」プロジェクトの国際専門家会合を開催しました。(2015年1月)

「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の一環として、2015年1月26日-27日にイスラム美術館(マレーシア)の協力のもと、クアラルンプールにて国際専門家会合を開催しました。この会合には、アジア太平洋各地から10名の無形文化遺産専門家が参加しました。会議では無形文化遺産保護の現状や諸問題について、各国の事例に基づいた報告があり、活発な議論が行われました。   (本プロジェクトは、2014年10月1日のIRCI第3回運営理事会で承認された事業計画に基づいて実施されました)

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2014年7月2日

国際専門家会合「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究の把握と検討」を開催しました。(2014年2月)

IRCIでは、第二回運営理事会で決定された事業計画に基づき、「アジア太平洋地域における無形文化遺産の保護についての研究のマッピング」プロジェクトを推進しています。このプロジェクトは、同地域における無形文化遺産の保護に関わる研究を調査し、また研究上の重要な課題についての議論を深めていくことで無形文化遺産の保護を促進することを目的にしています。 本プロジェクトの平成25年(2013)度の事業として、平成26年(2014)2月19-20日にタイのユネスコバンコク事務所で、13名のアジア太平洋地域の無形…

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