新着情報

会議/会合

2023年9月15日

モンゴルで開催された「ノマド」世界文化フェスティバルに参加しました

 モンゴル文化省からの招待により、町田大輔IRCI所長およびアソシエイトフェローの于楽が2023年8月18日から20日までの三日間、モンゴルの首都ウランバートル郊外のナライフ区で開催された「ノマド」世界文化フェスティバルに参加しました。当フェスティバルは、2003年に採択された「無形文化遺産の保護に関する条約」の20周年を記念して、遊牧文化を普及し交流を図る目的で開催されました。  フェスティバル2日目の19日、IRCIの2名は、ユネスコ北京事務所や韓国のICHCAP、 ウズベキスタンに拠点をお…

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2023年9月15日

国際会議「新型コロナ感染症と無形文化遺産のレジリエンス」を大阪で開催しました(2023年7月27日から29日)

「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究 (2021~2023年度)」事業を総括する国際会議「新型コロナ感染症と無形文化遺産のレジリエンス(ICH Resilience and the COVID-19 Pandemic)」を、2023年7月27日から29日の日程で大阪にて開催しました。 本事業は、コロナ禍におけるアジア太平洋地域の無形文化遺産の全体的な傾向を把握するため、2021年度に実施した質問票調査から始まりました。2022年度には質問票調査で特定できた事例について、イラン…

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2023年2月16日

IRCI所長がユネスコ地域会議に参加  

2023年2月13日~14日、インドネシア政府の協力によりオンライン開催されたRegional Consultations on UNESCO Framework for Culture and Arts Education(ユネスコの文化芸術教育枠組に関する地域会議)にIRCI所長 岩本渉がパネリストとして出席しました。 会議では、文化芸術教育における地域的視点や課題などについて議論が行われ、岩本所長はIRCIがこれまで取り組んできたSDGsへの無形文化遺産の貢献、特にSDG4(教育)に焦点を…

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2022年11月2日

第11回IRCI運営理事会を開催しました

2022年10月28日、第11回IRCI運営理事会をオンラインにて開催しました。運営理事会には、理事9名に加え、松浦晃一郎名誉顧問、河野俊行シニアフェロー、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP、CRIHAP)などから23名が参加しました。 理事会では、2021年度事業及び2022年度事業の進捗について報告を行うとともに、2023年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。 新型コロナウィルス感染症の影響で、今年で3回目の…

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2021年2月22日

持続的研究情報収集事業 第3回会合を開催

IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業の第3回ワーキンググループ会合を、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、バングラデシュ、インドから10名の専門家を招き、2021年2月9日オンラインにて開催しました。 今回開催された会合では、各国のプレゼンテーションとともに、これまで収集したデータの分析、データ収集を実施する上での課題の共有、今後の活動などについて話し合いました。

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2020年1月27日

C2センター共同イベント、コロンビアにて開催

2019年12月9日~14日の5日間にわたり、ユネスコの第14回無形文化遺産政府間委員会がコロンビア・ボゴタで開催されました。   IRCIと中国、韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(CRIHAP、ICHCAP)は、会合のサイドイベントとして共同で冊子を製作し、会場で配布したほか、パネル展示やスライドショーによる活動紹介を行い、無形文化遺産の保護のための活動と貢献を広報しました。

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2019年11月15日

ベトナム・ドンホー木版画の国際会議に出席

10月31日、ベトナム文化研究院(VICAS)の招待を受け、ハノイ美術博物館で行われたドンホー木版画の特別展のオープニングセレモニーに出席しました。また、引き続き11月1日にバクニン省で開かれたドンホー木版画に関する国際会議のセッションでは、IRCI大貫副所長が議長を務めました。 2013~2015年度にIRCIはVICASの協力のもと “ベトナム・ドンホー木版画を事例とする無形文化遺産のための保護措置の研究”プロジェクトを実施しました。今回の訪問は、IRCIのプロジェクトがその後のベトナムでの…

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2019年10月30日

SDGsワークショップ フィリピンにて開催

10月7日~8日、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業のフィージビリティ・ワークショップを、マニラのフィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)にて開催しました。 IRCIでは、ICHを教育に生かす試みとして、2018年度にノンフォーマル教育施設(School of Living Traditions: SLT)向けの教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。今回のワークショップでは、このガイドラインに基づきICHである儀礼“ブクログ”について実際のレッスンを行ってきたミンダナオ島の…

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2019年9月18日

国立文化財機構がICOM京都大会のブースに出展

2019年9月1日~7日まで、第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019が日本で初めて開催されました。会場の国立京都国際会館には世界120の国と地域から、4,500人を超える博物館の専門家が集まりました。 期間中、ミュージアム・フェア(展示会)が同会場で開催され、ミュージアムや文化遺産に関わる先進技術を扱う企業や団体が約200ブース出展し、IRCIも国立文化財機構の一施設として活動を紹介し、そのスタッフも各セッションにも参加しました。

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2019年9月18日

無形文化遺産と教育に関するアジア太平洋地域会合に参加しました

2019年8月28~30日にわたり、無形文化遺産と教育をテーマとしたアジア太平洋地域会合「Regional Meeting for Strengthening the Use of ICH in Education – Teaching and Learning With and About Intangible Cultural Heritage in Primary and Secondary Schools in Asia and the Pacific –」が、ユネスコバンコク事務所、ア…

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2019年9月12日

ユネスコ本部及びカテゴリー2センターの関係者がアルジェリアで開催された合同会議に集結

  2019年9月2日、3日の2日間にわたり、「第7回無形文化遺産に係るユネスコカテゴリー2センター年次会議」がアルジェリアのアルジェにて開催されました。 会議には、Tim Curtis無形文化遺産課長をはじめとするユネスコ本部及び北京事務所の専門家や、アルジェリア、イラン、ブルガリア、ペルー、中国、韓国、日本の7つのカテゴリー2センター関係者が出席しました。 会議の中ではユネスコ本部により、ユネスコの動向と重点事項の説明がなされ、ユネスコとカテゴリー2センターの共通認識を深めることが…

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2019年7月26日

IRCI研究データベース改善のためのワーキンググループ会合開催

IRCIでは、研究活動を通じて収集した無形文化遺産に関する情報を研究データベースに投入して、2014年度より広く一般に公開しております(https://www.irci.jp/ichdb/)。さらに2019年度の事業として、コンテンツとデータベース機能について、このデータベースの改善を計画しています。 そこで今回コンテンツの充実―より多くのアジアの無形文化遺産の多様な研究データの投入をはかることーに焦点を当て、2019年7月22日と23日の2日間、東京国立博物館にて、会合を開催しました。この会合…

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2019年7月8日

情報の持続的収集事業第1回会合を開催

IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究」の一環として、研究機関との組織的連携による研究情報の持続的収集事業2019年度第一回ワーキンググループ会合を2019年6月26日と27日の2日にわたって、東京国立博物館黒田記念館にて開催しました。 会議には、6か国7名の大学・研究所の専門家が参加し、各国、各機関での無形文化遺産に関する情報収集の現状について情報共有したのち、今後の無形文化遺産関連の研究情報収集のメカニズムに関して活発な議論が交わされ、その具体的方針について意…

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2018年9月12日

無形文化遺産と教育に関する、2018年度北東アジア地域会合に参加しました

2018年8月28~30日にわたり、無形文化遺産と教育をテーマとした北東アジア地域会合が、「2018 Sub-regional Meeting for ICH safeguarding in Northeast Asia “ICH in Education: Toward Joint Collaboration for Promoting ICH in Formal and Non-Formal Education”」と題してモンゴルのウランバートルにて開催され、IRCIからも岩本所長と林係長の…

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2017年9月28日

ユネスコ本部及びカテゴリー2センターの各国関係者がイランで開催された合同会議に集結

2017年9月10(日)、11日(土)の2日間にわたり、「第5回無形文化遺産に係るユネスコカテゴリー2センター年次会議」がイランのシラーズにて開催されました。会議には、Tim Curtis無形文化遺産課長をはじめとするユネスコ本部の専門家や、ブルガリア、中国、イラン、日本、ペルー、韓国のカテゴリー2センター関係者が出席しました。 会議の中ではユネスコ本部により、ユネスコとカテゴリー2センターの活動が整合的なものになるような方策について議論が進められ、本部及びカテゴリー2センターが共に目指し、進む…

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2017年8月1日

平成28年度「IRCI国際専門家会合」報告書の公開

IRCIが平成28年度に実施した、「国際専門家会合」の報告書(英語版のみ)を公開します。 会合の中で話し合われた、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題についての議論がご覧いただけます。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。

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2016年11月30日

2016年度IRCI国際専門家会合の開催

2016年度IRCI国際専門家会合が、2016年11月18日から19日にかけて、サンスクエア堺にて開催されました。本会合には、アジア太平洋地域の14カ国から無形文化遺産(ICH)の専門家が招かれ、ユネスコ北京事務所や文化庁からの陪席を含め、計25名が出席しました。 1日目には「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題」として、ニュージーランド、パラオ、ネパール、スリランカ、日本、モンゴル、バヌアツ、ミャンマー、カンボジア、マレーシア、そしてイランといった11カ国のICH保護…

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2016年10月20日

ウランバートルでの2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議への出席

2016年10月10日~12日、「2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議:無形文化遺産の保護の理解増進におけるメディアの役割」(主催:ユネスコ北京事務所、アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕、共催:モンゴルユネスコ国内委員会、協賛:モンゴル文化遺産センター)がモンゴル・ウランバートルにて開催されました。アジア6カ国から30名以上の各国政府、研究機関、メディア関係者が集い、日本からは文化庁、日本放送協会(NHK)関係者、IRC…

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2016年7月27日

ICOMミラノ大会への出席

2016年7月3日~9日まで、3年に1回開催される国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)大会がイタリア・ミラノにて開催された。IRCIからは岩本渉所長および三島貴雄係長が出席した。無形文化遺産に関しては、CIDOC(ドキュメンテーション)部会において無形遺産(Intangible Heritage)のテーマの下、発表議論が行われた。次回2019年の開催地は京都であり、日本では初めてのICOM大会が開催され、博物館の今後のあり方について議論が行…

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2016年6月21日

第4回無形文化遺産に関するカテゴリー2センター会合開催について

ユネスコカテゴリー2センター(ユネスコの賛助を得てその方針に従った活動を行う機関。以下、C2センター)であるIRCIは、第4回無形文化遺産C2センター会議に、岩本渉所長および児玉茂昭アソシエイトフェローを代表として参加した。この会議は、無形文化遺産保護条約第6回締約国会議の開催に合わせて、6月3日にユネスコ本部(フランス・パリ)で開催され、IRCIを含む世界の7つの無形文化遺産保護にかかわるC2センターが集まった。会議では、無形文化遺産保護条約に関する方針や活動の最新の状況がユネスコから共有され…

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2016年3月28日

ベトナム・ドンホー木版画に関する事業の最終討議が東京で行われました。

IRCIは2013(平成25)年度より、ベトナム文化芸術研究院(VICAS)との連携のもと、「ベトナム・ドンホー版画を事例とする無形文化遺産のための保護措置の研究」と題した事業を実施してきました。その事業最終年度の活動として、最終報告書出版に向けた編集会議を行いました。黒田記念館及び東京国立博物館で行われたこの集中的討議のため、2月15日‐18日の期間、VICAS研究者2名とドンホー村の木版画家1名が東京を訪れました。会議のなかでは、事業成果についてのまとめや今後のVICASとIRCIとの協働に…

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2016年3月28日

シンガポールにて、IRCI研究事業に関連する発表が行われました。

無形文化遺産専門家Susan McIntyre-Tamwoy氏がシンガポールを訪問し、IRCIが氏に委託した現地調査の成果を含む発表を行いました。  2016年1月25日には、南洋理工大学で開催された第3回シンガポール遺産科学会議にて、国境にまたがる無形文化遺産と2003年条約の課題をテーマとした発表を行いました。また1月27日にはシンガポール国立博物館で国家遺産局のメンバー等に対し、東南アジアの文化財保護における法的及びその他のメカニズムについて発表を行いました。この発表は、氏が協力したIRC…

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2016年1月26日

マッピング事業国際専門家会合をビシュケク(キルギス共和国)で開催しました

IRCIは、2015年12月8日から9日まで、キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて、「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の国際専門家会合を開催しました。この会合には、オブザーバーも含め、アジア太平洋地域の11か国から17名が参加しました。 この事業は、IRCIがその研究事業の中核として2013年度から実施しているものです。IRCIは、この会合に先駆けて、アジア太平洋地域の17か国を対象に各国の研究者や研究機関と連携し、無形文化遺産の保護に関する調査研究についての文献調査と現状把握…

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2015年8月26日

無形文化遺産分野で活動するユネスコカテゴリー2センターの第3回調整会議に参加しました。

IRCIは、2015年7月6日-8日に中華人民共和国貴州省貴陽市で開催された、無形文化遺産分野で活動するカテゴリー2(C2)センターの第3回調整会議に参加しました。この会議は、無形文化遺産分野のC2センターの活動を調整し、センター間及びユネスコとの連携を促進するために、ユネスコ無形文化遺産課が毎年開催しています。今年度の会合は中国C2センター(CRIHAP)が共催し、ヨーロッパ、アジア、南アメリカの6センターから代表が集まりました。IRCIからは荒田明夫所長と児玉茂昭アソシエイトフェローが出席し…

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2015年3月25日

「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」プロジェクトの国際専門家会合を開催しました。

「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の一環として、2015年1月26日-27日にイスラム美術館(マレーシア)の協力のもと、クアラルンプールにて国際専門家会合を開催しました。この会合には、アジア太平洋各地から10名の無形文化遺産専門家が参加しました。会議では無形文化遺産保護の現状や諸問題について、各国の事例に基づいた報告があり、活発な議論が行われました。   (本プロジェクトは、2014年10月1日のIRCI第3回運営理事会で承認された事業計画に基づいて実施されました)

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2014年7月2日

国際専門家会合「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究の把握と検討」を開催しました。

IRCIでは、第二回運営理事会で決定された事業計画に基づき、「アジア太平洋地域における無形文化遺産の保護についての研究のマッピング」プロジェクトを推進しています。このプロジェクトは、同地域における無形文化遺産の保護に関わる研究を調査し、また研究上の重要な課題についての議論を深めていくことで無形文化遺産の保護を促進することを目的にしています。 本プロジェクトの平成25年(2013)度の事業として、平成26年(2014)2月19-20日にタイのユネスコバンコク事務所で、13名のアジア太平洋地域の無形…

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