新着情報

2017年

2017年12月26日

第六回IRCI運営理事会の開催

第六回IRCI運営理事会が、2017年12月22日、大阪国際会議場にて開催されました。運営理事会には、理事8名の出席に加え、松浦IRCI名誉顧問(元ユネスコ事務局長)、外務省、文化庁、堺市、中韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから18名が参加しました。  今回の理事会では、以下の項目について審議、承認がなされました。 1. 2016年度事業報告および決算報告 2. 2017年度事業進捗および予算 3. 2018年度事業計画案および予算案  翌…

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2017年12月15日

ユネスコ無形文化遺産保護条約第12回政府間委員会サイドイベントにて、IRCIパネル展を開催

IRCIは、2017年12月1(金)~9日(土)の9日間にわたり、韓国のチェジュ市にて行われた「無形文化遺産保護条約第12回政府間委員会」と、委員会に先立って実施されたNGOのキャパシティ・ビルディングに関するワークショップのサイドイベントにおいて、活動紹介のパネル展を開催しました。 委員会には約800人の参加があり、会議場入口に展示されパネルには、多くの各国関係者や無形文化遺産専門家が立寄り、IRCIの主な活動やこれまでの実績に注目し、関心を寄せていただくことができました。  

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2017年12月5日

国際シンポジウム “無形文化遺産をめぐる交渉”を大阪にて開催

IRCIは国立民族学博物館と文化庁との共催により、国際シンポジウム 「無形文化遺産をめぐる交渉」を、2017年11月29日(水)から12月1日(金)にわたり、国立民族学博物館(大阪)にて開催しました。 基調講演にスヴァニボル・ペッタン氏(リュブリャナ大学芸術学部音楽学科教授・国際伝統音楽評議会(ICTM)副会長)を招き、「中央・南東部ヨーロッパにおけるユネスコとICTMに関する無形文化遺産の交渉」をテーマにお話をしていただきました。続いて、3日間にわたり、下記セッション1~4をテーマに、9カ国の…

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2017年10月20日

2017年11月29日~12月1日 国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」開催のお知らせ

IRCIは、2017年11月29日(水)~12月1日(金)の3日間、国立民族学博物館において、国立民族学博物館及び文化庁との共催により、国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」を下記のとおり開催いたします。 1 趣旨 人類の多様な文化の研究において、無形文化遺産の保護と継承は喫緊の課題の1つであり、近年、文化人類学や関連諸分野の研究者の関心が高まっています。しかし、無形文化遺産、あるいはより一般的に遺産として今日知られるものは、ローカルコミュニティにおいて必ずしも自明ではなく、複雑なプロセス…

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2017年10月18日

松浦晃一郎氏がIRCI名誉顧問に就任

2017年10月1日付でIRCI名誉顧問にご就任する松浦晃一郎氏に対して、岩本所長より委嘱状を交付いたしました。松浦氏には、これまで運営理事をお務めいただきましたが、ユネスコ事務局長をはじめとした豊富な経験と知識を基に、引き続き名誉顧問としてIRCIに対して支援及び助言を行っていただきます。  

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2017年9月28日

ユネスコ本部及びカテゴリー2センターの各国関係者がイランで開催された合同会議に集結

2017年9月10(日)、11日(土)の2日間にわたり、「第5回無形文化遺産に係るユネスコカテゴリー2センター年次会議」がイランのシラーズにて開催されました。会議には、Tim Curtis無形文化遺産課長をはじめとするユネスコ本部の専門家や、ブルガリア、中国、イラン、日本、ペルー、韓国のカテゴリー2センター関係者が出席しました。 会議の中ではユネスコ本部により、ユネスコとカテゴリー2センターの活動が整合的なものになるような方策について議論が進められ、本部及びカテゴリー2センターが共に目指し、進む…

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2017年8月7日

「無形文化遺産国際シンポジウムー技と心を受け継ぐー」報告書の公開

IRCIが、文化庁及び堺市との共催により平成28年度に実施した、「無形文化遺産国際シンポジウムー技と心を受け継ぐー」の報告書(日本語のみ)を公開します。本報告書では、シンポジウムの中で有識者により話し合われた、無形文化遺産の継承や、無形文化遺産が果たす役割についての議論の内容がご覧いただけます。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。

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2017年8月2日

7カ国24名の無形文化遺産専門家が保護の現状を議論

IRCIは、成城大学グローカル研究センター及び文化庁との共催により、国際シンポジウム『無形文化遺産をグローカルに見るー地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用ー』を、2017年7月7日(金)~9日(日)にわたって東京で開催しました。 シンポジウムは、松浦ユネスコ前事務局長による基調講演で始まりました。その後5つのセッションを設け、無形文化遺産がこれまでどのように保護されてきたかを行政レベル、継承者レベルで交互に議論、分析しました。同時に、地域社会・研究者・国家・ユネスコが保護の過程でどのような…

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2017年8月1日

東京国立博物館で無形文化遺産のシンポジウム開催

2017年6月3日(土)、堺市及び国立文化財機構の共催による『東京シンポジウム2017ー文化遺産を考えるー』が東京国立博物館にて開催されました。 佐々木丞平氏(京都国立博物館長)と吉田憲司氏(国立民族学博物館)による基調講演の中では、世界のミュージアムが果たす、無形文化遺産伝承の場としての役割について新たな視点が紹介されました。また、「無形文化遺産の取り組み、その最前線」とのテーマの下で行われた事例発表は、岩本渉(IRCI所長)、中島誠一氏(前長浜市曳山博物館長)、薮内佐斗司氏(東京藝術大学教授…

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2017年8月1日

平成28年度「IRCI国際専門家会合」報告書の公開

IRCIが平成28年度に実施した、「国際専門家会合」の報告書(英語版のみ)を公開します。 会合の中で話し合われた、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題についての議論がご覧いただけます。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。

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2017年3月31日

カンボジア文化芸術省Ek Buntha氏一行のIRCI視察

2017年3月15日、Ek Buntha氏(カンボジア文化芸術省総合局副局長〔無形文化遺産担当〕、王立芸術大学教授)ご一行が初めてIRCIを視察しました。岩本渉IRCI所長より、IRCIの現在および新規事業を紹介し、今後の課題について意見交換を行いました。 Ek Buntha氏は、これまでIRCIの様々な事業に貢献しており、今回の訪問はさらなる協力関係の発展にとって有意義な機会となりました。  

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2017年3月31日

自然災害事業でのミャンマー予備調査

IRCI事業「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」初年度の活動の一環として、IRCIは児玉茂昭氏(国立民族学博物館プロジェクト研究員)およびメレディス・ウィルソン氏(ステップワイス・ヘリテージ・アンド・ツーリズムの2名の研究者をミャンマーに派遣しました。 2017年3月13-17日の短い日程のなか、両名はバガン、インレー湖、マンダレー、ヤンゴンを訪問し、文化や災害マネジメント関連の現地研究者や政府関係者、その他様々な機関の専門家等に会い、意見交換を行…

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2017年3月22日

文化遺産国際協力コンソーシアムでの発表

2017年3月1日、IRCIアソシエイトフェローの田中鉄也が、文化遺産国際協力コンソーシアム第53回企画分科会(会場:東京文化財研究所)にて、平成28年度の「無形文化遺産保護に関する研究のマッピング」事業の成果報告を行いました。発表では、アジア太平洋地域の11カ国で実施した無形文化遺産(ICH)に関する文献調査、それを踏まえて11月18~19日に行われた専門家会合での議論(「ICH保護に関する関係各国の最新の研究動向と課題」)、さらにこの文献調査の成果をIRCIデータベースで公開する意義について…

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2017年3月22日

第6回CRIHAP運営理事会への出席

2017年2月23日、第6回アジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(CRIHAP)〔中国ユネスコカテゴリー2センター〕運営理事会が中国・北京にて開催されました。議長、理事11名に加え、日韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(IRCI、ICHCAP)など11組織から23名が陪席し、日本からは、国立文化財機構の池原充洋理事、IRCIの大貫美佐子副所長および杉野ゆりかアソシエイトフェローが出席しました。 CRIHAPのRong Xu前所長およびBin Liang新所長出席のもと、池原…

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2017年3月2日

自然災害事業でのマーシャル諸島予備調査

2017年2月13~17日、野嶋洋子アソシエイトフェロー(IRCI)およびフイ・グエン氏(Institute for Social and Environmental Transition (ISET) –Vietnam)の2名で構成されるIRCIの調査チームが、「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業のため、マーシャル諸島共和国の首都マジュロを訪問しました。 本事業では、IRCIは調査対象地域を太平洋諸島にまで広げており、このマーシャル諸島訪問は、昨年…

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2017年2月14日

「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業ワーキンググループ国際会合の開催

IRCIは2017年1月30日、東京国立博物館にて「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業のワーキンググループ国際会合を開催しました。 今年度、IRCIでは今後の事業活動や多様なアプローチの可能性を探ることを目的に、災害研究に関連する領域の専門家を招き、ワーキンググループ会合を開催してきました。本会合はその第3回の会合として企画されました。今年度の活動をまとめ、アジア太平洋という広い視点から意見交換を行うことを視野に、今回は、アジア太平洋地域から文化、遺…

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2017年1月25日

IRCI連携研究員制度の発足

2017年1月1日より、IRCIの研究体制充実及び他機関との連携の強化のため、連携研究員制度が発足しました。本制度は、IRCIの研究事業に連携協力するために併任された国立文化財機構の研究員がIRCI連携研究員の名称を用いて、研究活動を行うものです。 その第一号として、東京文化財研究所無形文化遺産部の石村智音声映像記録研究室長が併任発令されました。石村室長はこれまでも「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」にご協力いただいておりましたが、今後はIRCI連…

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2017年1月12日

ハノイ開催の第3回IRCI国際ワークショップ「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」にて法整備支援ツールキット作成

IRCIは、2013年度より、「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」プロジェクトを開始し、各国の無形文化遺産保護に関する法制度(法律、規則等)、政策、優良事例の分析を行った上で、法整備に役立つ内容を盛り込んだツールキットの作成を目指してきました。 これまで、2014年12月に九州大学、2015年12月に富山県富山市にて関連ワークショップを開催し、また、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス等に専門家を派遣し、現地調査を行いました。 今回、2016年12月17日~19日、河野…

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2017年1月12日

「IRCI概要2016」の刊行

IRCI開設5周年を機に、「IRCI概要2016(日本語版・英語版)」を刊行しました。 主に、IRCIのこれまでのアジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する様々な調査研究プロジェクトについて紹介しています。  

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2017年1月12日

自然災害事業でのベトナム予備調査

2016年12月14~20日、野嶋洋子アソシエイトフェロー(IRCI)および久保田裕道無形民俗文化財研究室長(東京文化財研究所)の2名で構成されるIRCIの調査チームは、新事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」のためベトナムを訪問しました。 調査チームは、ハノイ、フエ、ホイアンにおいて、災害リスクマネジメント及び文化遺産領域で活動する様々な研究機関や研究者を訪問し、一連のミーティングを通じてベトナムにおける災害リスクマネジメントの現状及びその文脈での無…

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2017年1月12日

第9回ICHCAP運営理事会への出席

2016年12月15日、第9回アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕運営理事会が韓国・ソウルにて開催されました。議長、理事11名に加え、日中の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(IRCI, CRIHAP)など4組織から12名が陪席しました。日本からは、国立文化財機構の池原充洋理事、IRCIの岩本渉所長および三島貴雄係長が出席しました。 池原理事はIRCIとICHCAPの連携、さらにはCRIHAPも含めたアジア太平洋地…

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