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2019年7月26日

IRCI研究データベース改善のためのワーキンググループ会合開催

IRCIでは、研究活動を通じて収集した無形文化遺産に関する情報を研究データベースに投入して、2014年度より広く一般に公開しております(https://www.irci.jp/ichdb/)。さらに2019年度の事業として、コンテンツとデータベース機能について、このデータベースの改善を計画しています。

そこで今回コンテンツの充実―より多くのアジアの無形文化遺産の多様な研究データの投入をはかることーに焦点を当て、2019年7月22日と23日の2日間、東京国立博物館にて、会合を開催しました。この会合には、無形文化遺産の専門家及びミャンマーの専門家を招いて、データベース改善事業の一環として、試作版データベース作成に向けたガイドラインを定めるという見地から熱心な議論が交わされました。

試作版データベースを作成するにあたり、無形文化遺産関連の豊富な研究実績があるがその成果が共有されていない国の1つとしてミャンマーを選択し、これまでデジタル化されていない貴重な無形文化遺産関連の研究資料などをデジタル化し、IRCI研究データベースから活用できる仕組みを構築します。

試作版のデータベースを作成することで、将来的に、研究情報は存在しても情報共有されてこなかった無形文化遺産関連情報をIRCI研究データベースにて提供できるようになることが期待されます。

  • 会議でのディスカッションの模様

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