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2022年9月15日

堺市による無形文化遺産理解セミナーにおいてIRCI研究スタッフが講師を務めました

2022年8月28日、堺市博物館において、第34回無形文化遺産理解セミナー「インドネシア ジャワ島の伝統芸能と人々の暮らし—無形文化遺産の伝承を考える—」が堺市とIRCIの主催で開催され、IRCIアソシエイトフェローの岡部政美が講師を務めました。本セミナーは堺市が市民向けに実施する無形文化遺産の理解促進のための活動のひとつで、IRCIではこうした活動への協力を行っています。

今回のセミナーでは、影絵人形芝居(ワヤン・クリット)や王宮舞踊などジャワの伝統芸能について映像や写真とともに紹介しつつ、千利休が生まれた堺との関連から、茶の湯とジャワ芸能に共通する精神文化についても触れました。また、IRCIが実施する「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業と関連して、ジャワの自然災害とコロナ禍での無形文化遺産の活用状況についても説明しました。

当日は、72人の参加がありました。会場には、講師が収集したバティックや影絵人形芝居の人形なども展示され、市民がジャワ文化および無形文化遺産への理解を深める良い機会となりました。

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