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2016年10月20日
ウランバートルでの2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議への出席
2016年10月10日~12日、「2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議:無形文化遺産の保護の理解増進におけるメディアの役割」(主催:ユネスコ北京事務所、アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕、共催:モンゴルユネスコ国内委員会、協賛:モンゴル文化遺産センター)がモンゴル・ウランバートルにて開催されました。アジア6カ国から30名以上の各国政府、研究機関、メディア関係者が集い、日本からは文化庁、日本放送協会(NHK)関係者、IRCIの岩本渉所長および杉野ゆりかアソシエイトフェローが出席しました。
文化庁やNHKの長年の取り組みをはじめ、各国の無形文化遺産を伝承していく活動に関する発表を踏まえて議論が行われ、IRCIは、伝承の過程においてコミュニティとの関わりの必要性等を強調しました。人類共通の遺産である無形文化遺産の継承が国際社会全体の繁栄につながることを再認識し、国レベルの尽力に留まらず、今後、国境を越えた協力を強化する機会となりました。
主な参加機関(五十音順):
アジア太平洋放送連合(ABU)(マレーシア)
アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕
アジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(CRIHAP)〔中国ユネスコカテゴリー2センター〕
韓国・文化財庁
韓国・漢陽大學校
韓国教育放送公社(EBS)
北朝鮮ユネスコ国内委員会
チャイナデイリー
日本・文化庁
日本放送協会(NHK)
モンゴル国営放送(MNB TV)
モンゴル文化遺産センター
モンゴル・文部科学省
モンゴルユネスコ国内委員会
ユネスコ北京事務所
左下から:岩本渉氏(IRCI所長)、Himalchuli Gurung氏(ユネスコ北京事務所文化プログラムスペシャリスト)、 Yo. Otogonbayar氏(モンゴル国文部科学省副大臣)、S. Uyanga氏(モンゴルユネスコ国内委員会事務局長)、 Kwon Huh氏(ICHCAP所長)、須磨章氏(元NHK世界遺産プロジェクト事務局長) 左上から:Weon Mo Park氏(ICHCAP情報・出版部長)、Jing Zhang氏(CRIHAP副所長)