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2014年7月1日

無形文化遺産保護に関する法制度の強化を目指し、ラオス、カンボジアに法学専門家チームを派遣しました。

無形文化遺産の保護には法制度が重要な役割を果たします。効率的な保護の仕組みづくりは、政府が無形文化遺産の保護に十分な予算や人員を充てることが難しい開発途上国にとって重要な課題です。また、2003年条約の批准国は、条約の原則に見合った国内法制度を整える必要があります。

法制度の充実に向けた取り組みを支援するため、IRCIでは、平成25年(2013)10月の第二回運営理事会の決定に基づき、「大メコン圏における無形文化遺産保護に関する法制度調査」プロジェクトを立ちあげ、平成26年(2014)1月にラオス、2月にカンボジアに法学専門家のチーム派遣し、文化関係の官庁や、大学の研究者から聞き取り調査を行いました。今後は、両国の国立大学との連携の下に、さらに踏み込んだ調査が予定されています。

(本プロジェクトは、平成25年(2013)10月の第2回運営理事会で承認された事業計画に基づいて行われています)

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