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2021年9月10日

10月29日 IRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」開催のお知らせ

独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年設立10周年を迎えるにあたり、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」を下記のとおり開催いたします。

1.趣旨 

無形文化遺産の保護と継承に関する課題は、持続可能な社会の重要性が叫ばれる今日、広く関心を集めています。ユネスコの無形文化遺産保護条約においては、これらの課題における研究の重要性が示唆されており、IRCIはユネスコC2センターとして、アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のために様々な調査研究事業を実施して参りました。IRCI研究者フォーラムでは、IRCIが過去10年間に実施してきた研究事業で扱ったテーマを中心に、現在の課題である災害リスクマネジメントやSDGsとの関連など、アジア太平洋地域における無形文化遺産関連の研究の進展や最近の動向、今後の課題について、各分野の専門家と議論します。

2.開催日時2021年10月29日(金)13:00~18:00 (日本時間)

3.開催方法:オンライン(ZOOM ウェビナー)参加無料 ※事前登録要 参加申込みはこちら

4.プログラム

13:00 開会挨拶
13:10 祝辞
13:20 セッション1: 無形文化遺産保護の主要課題の進展とIRCIの主要事業
ファシリテーター:寺田吉孝(国立民族学博物館)
野嶋洋子(IRCI)「IRCIのあゆみと調査研究事業:その成果と課題」
Harriet DEACON (ケープタウン大学、南アフリカ) 「消滅の危機に瀕する無形文化遺産の保護のための研究:過去10年を振り返っての考察」
Meredith WILSON (オーストラリア先住民研究所、オーストラリア)「IRCIの無形文化遺産保護と災害リスクマネジメント事業における声明と提言を振り返って」
Hanafi HUSSIN (マラヤ大学、マレーシア)「IRCIによる無形文化遺産保護のための研究情報の収集:問題点、課題および将来」
14:55 セッション2: 無形文化遺産保護の国際的動向と課題:ユネスコ無形文化遺産保護条約の内から外から
ファシリテーター:石村智(東京文化財研究所)
佐藤真久(東京都市大学)「SDGs時代における無形文化遺産と人間の安全保障」
飯田卓(国立民族学博物館)「公共民族学/社会学としての遺産研究:無形文化遺産をめぐる最近の動向と課題」
Himalchuli GURUNG (ユネスコ北京事務所) 「研究と無形文化遺産保護条約(2003年条約)」
16:10 パネルディスカッション: 最近の無形文化遺産研究の動向と課題 – これからの無形文化遺産研究とは
司会進行:IRCI
17:35 総括
17:50 閉会挨拶     

※参加者のプロフィール(英語)はこちらをご覧ください。

※発表要旨(英語)はこちらをご覧ください。

※開催要項はこちらをご覧ください。

 

5.言語:英語 (日本語同時通訳有り)

6.申込方法

参加ご希望の方は、下記のリンクより事前登録をお願いします。

事前登録サイトhttps://zoom.us/webinar/register/WN_BAQ8BdVSTA2OATn6qyOz1A     

登録終了後、ミーティングID、パスコード、リンクが送付されます。
事前登録締切り:2021年10月26日(火)

 

お問合せ先:アジア太平洋無形文化遺産研究センター
        Tel: 072-275-8050
        Fax: 072-275-8151
        E-mail: irci@nich.go.jp

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