研究者フォーラム/国際シンポジウム

研究者フォーラム/国際シンポジウム

アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム(2017年度)

アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する研究では、新しい分野であることから、研究者間の交流の機会を促進し、建設的かつ実践的な議論の促進と積み重ねが求められています。このためIRCIは、研究者間のネットワークの強化を図り、無形文化遺産保護の研究基盤を強化することを目的として、国立民族学博物館及び文化庁と共催で、国際シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムは、「無形文化遺産をめぐる交渉」をテーマに、2017年11月29日~12月1日の3日間、国立民族学博物館にて開催しました。基調講演者に、リュブリャナ大学教授兼国際伝統音楽評議会(ICTM)副会長を基調講演者として迎え、8カ国から12名の研究者が発表者として参加し、多くの当事者・関係者の間の様々なレベルにおける交渉が、いかに無形文化遺産保護に影響するかを分析し、議論が行われました。

この議論の成果を幅広く周知し、無形文化遺産保護の促進を図るため、発表者のアブストラクト及びパワーポイント、そして最終日に行われた全体議論の内容を含めたレポートを2018年3月に出版しました。

また、シンポジウムに基づく論文集は、国立民族学博物館より2019年に出版することを予定しています。

レポート
関連ニュース
映像集
  • スヴァニボル・ペッタン教授による基調講演

  • シンポジウム最終日に行われた全体討論の様子

  • 国際シンポジウム参加者

  • シンポジウムのチラシ (PDF)

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