研究情報の収集と公開

研究情報の収集と公開

無形文化遺産保護に関する研究のマッピング(2013年度~2019年度)

2013年度よりアジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関連する研究情報の収集に基づいた事業を実施しています。本事業は保護に関する研究の動向や課題の分析を通じて、アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究の活性化を図るものであり、IRCIの事業活動の中核をなすものです。アジア太平洋で活動する専門家による研究活動を把握することにより、無形文化遺産保護を妨げる重要な問題を特定し、解決策を議論するため、2016年度より本事業を細分化し、国際シンポジウム/専門家会合、文献調査、データベースを通じた研究データの活用と最適化の3つの事業として、実施、運営しています。

国際シンポジウム/専門家会合

2013年より下記国際シンポジウム及び専門家会合を実施してきました。

文献調査

2014年度よりアジア太平洋各国の専門家と協力し、文献調査を実施しています。

これまでに、2097の文献、111の専門家、111機関のデータを収集しています。(2018年3月現在)

データベース

2014年度より、アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関連する文献、専門家、研究機関等の情報について研究データベース を通じて公開しています。2018年度には、ミャンマーの大学・図書館等を対象に、データベース機能に対する要望や実態の調査を行い、2019年度には、収録された文献情報の見直しとデータベース機能の改修を行いました。現在、2,453件のデータを収録しています。(2021年3月現在)

  • 国際専門家会合「アジア太平洋諸国における無形文化遺産保護のためのマッピング事業」(2015年12月 ビシュケク、キルギス)

  • 国際シンポジウム「無形文化遺産をグローカルに見るー地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用―」(2017年7月 東京)

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