ポスト・コンフリクト

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日本における東ティモールの無形文化遺産(ICH)専門家向け研修ツアー(2013年度)

ユネスコジャカルタオフィスと東ティモール行政官の要請により、無形文化遺産専門家向け研修ツアーを日本で実施しました。本事業は、参加者(東ティモールの行政官)が、1)日本の国家及び地方自治体レベルの制度や政策の枠組みについて知識を得ること、2)日本における無形文化遺産の伝承、保護、普及についての優れた実践に関する情報を得ること、3)自国において現在抱えている問題について共通の理解をもつこと、の3つを目的として実施しました。
研修ツアーは2013年10月22日~26日の間、ワークショップや現地訪問を含め、東京、男鹿市、結城市、益子町にて行われました。ワークショップは日本の無形文化遺産の専門家(国家レベル、地方自治体レベル)のレクチャーや、東ティモールの参加者による発表、無形文化遺産保護の必要性や問題点を特定するためのワーキンググループセッションで構成されました。
現地視察では、国家や地方自治体レベルで無形文化遺産保護に関わる、様々なコミュニティや博物館を訪問しました。
本事業には東ティモール、ポルトガル、インドネシア、日本からの参加者や専門家を含め、全体で22名が関わりました。
研修ツアーの成果は報告書にまとめ出版しています。

報告書
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